JR東日本VP仙台地区2001

取り敢えず2001年頃のJR仙台支社管内所在のVP(びゅうプラザ)で入手したものには「チケットホルダー」って表示がある。

一般的には紙製のチケットホルダー、ってコトで良いんじゃないかな。革製や布製のチケットホルダーは市販されているからね。

でもさ、きっぷ入れとかチケットケースって言わない?

うん、禿同(笑)

確かに昔は「きっぷ入(い)れ」って駅の掲示とかにもあった記憶。JR発足当初の90年頃までは駅員が単に「袋」って言っていた気がするよ。

JAL1998

98年夏のJALは「航空券入れ」って表示してある。ただ、「きっぷ入れ」の表現は90年代の印象だな。80年代の「きっぷ入れ」は無人駅の集札箱を指し意味が変わってくるが、それは字面の問題で実は「きっぷはいれ」だったのかも知れないw

で、90年代の「チケットホルダー」と言えば、座席通路側の肩口に付いた検札用にきっぷを挟んでおくクリップなんだよなぁ。自由席には無いやつ。


ややこしや~ ややこしや (火に油を注ぎながら)


JR北海道2010

JR北海道の2010年版どす。チケットケースだから、語感に違和感はあるが俗に言われる「きっぷケース」でも強ち間違いではないな。尤も2000年からUシートを導入して以降「チケットホルダー」を車内設備として浸透させたこともあって、混同を避けたのかも知れないね。


JR東日本2002

JR東日本2002年版「土・日きっぷ」専用の乗車券袋。国鉄時代は一般的な呼称だった記憶。単に袋とも。


チケットケース・乗車券袋・チケットホルダー・航空券入れ四社比較

統一性のない四者を重ねてみた。90年代の航空券入れが一番大きく、次がL型(連続紙横長)マルス対応のチケットホルダー、クーポンタイプ軟式対応の乗車券袋、10年代の横長(磁気券)マルス対応のチケットケースが最小だが、最近のものは更に一回り小さい。

大きさ、時期、地域(会社間)で微妙に違っていたようだが、統一性は無いっぽい。



結論・みんなちがって、みんないい。